論文執筆計画

2021/1/14

  • 日本デザイン学会研究発表大会概要集
    • デザインプロセスの共有が共創者に与える影響
      – 南茅部地域福祉バス縄文ラッピングのデザインプロセスを事例として –
    • 共創デザインでは、みんなで試行錯誤しながらみんなで学ぶ。
    • みんなで「作ることで学ぶ」を実践することの効果を考察
    • 2ページ
  • 日本デザイン学会作品集
    • 南茅部地域福祉バス縄文ラッピングのデザイン
    • 6ページ

関連研究

ランブリングデザイン運動が実践者に与える影響

青森県浪岡地区のご当地包装紙デザインプロジェクトを事例に、事前にデザイン手法の計画や検討はせずに、無計画なまま浪岡地区を逍遥するデザイン活動を展開。一連の活動が実践者のデザインプロセスに対する考え方や態度に与えた影響について考察。

市民に開かれた学会活動のデザインプロセス

学会という学術研究者による閉ざされた活動を、市民に開かれた営みの場(市場)に持ち出し、市民と学生、研究者らが自律的に知識交流した活動過程を省察。

活動ビュアー:出来事をスケッチするツール

協働的な活動の参加者が自分たちの活動の価値を発見するやり方とツールをデザインした。それを「活動ビュアー」と名付けた。学習活動のような協調的に行われる活動を題材とし、まずは写真と言葉で記したみんなの視点から活動を切り取った一人称視点の「知」を紙の上に集積、再構成する。そして、時系列順に並べられたみんなの「知」を順に辿っていき、その活動をもう一度頭の中の「認識の世界」で再体験する。改めて活動を味わうことをすると、他の人の「知」が 共有され、自分の意見が深化し「活動の価値」に気が付くことができる。

学びにおけるインターラクション

人間が学び知るのは,情報を収集し脳に知識を溜め込むことではない。そうではなく,モノ,人,コトの中でモノになったり,人の身になったり,コトの世界に我が身を放り込んだりして,そこでどういう事態が起こっていくかを全身で実感しながら納得する。これが,学ぶことであり,知ることなのだ。


  1. はじめに
    • 共創&オンラインのデザインプロジェクト
    • デザインプロセスをブラックボックスにしないことの効果は何か
    • デザインプロセスをどう見せるか
    • 南茅部地域福祉バス縄文ラッピングのデザインプロセスを事例に考察
  2. プロジェクトの概要
    • プロジェクトの枠組み・目的
    • メンバー
  3. プロジェクトの成果物
    • バスラッピング
    • LINEスタンプ
  4. デザインプロセス共有の試みを省察
    • まずは表現してみる
      • 表現することでコミュニケーションが生まれる
      • バスラッピング以外の表現からアイデアを得る
      • 相手の常識を引き出す
    • デザインプロセス共有Webサイトの開発
      • デザインプロセスを残す・共有する
      • 表現物を置くことで議論が活発化
    • プロジェクションマッピングによる検討
      • イメージのすり合わせ
  5. 考察とまとめ
    • 「表現して、それについて議論する」というタイミングで状況が変化する(「デザインの学び」ポイント)