1. FUJIFILMインターン
2. 過去のデザイン資料の発掘
過去の資料を見返すことに意味があることはわかったが、データで保管しているものもたくさんある。(写真・aiデータ・動画…)これらの資料を発掘するだけでも、ものすごく大変。とても見返そうという気持ちにはなれない。
➡︎ 様々な種類の資料にアクセスできるように整理されているだけでも助かる
3. 地方の博物館の現状
- 9/1 縄文文化交流センターを見学し、学芸員の話を聞く
- 特別展を廊下の壁面を使って開催(特別展示室がないため)
- 企画から展示パネルをつくるまで、全部学芸員がやっている
- 資料化(図録など)まで手が回らないため、展示が終わったら何も残らない
- コロナの影響で資料を借りれないなど多くの問題が発生
➡︎展示方法を工夫するなどしてなんとか乗り越えた - 活動の記録を残すことは、社会的に見ても必要
【記録の研究の必要性】
4. WEB上に情報共有の場をつくる効果
- 縄文文化交流センター・考古学者(道庁職員)・南茅部支所・未来大のチームで「どぐう館長」というキャラクターのLINEスタンプとバスラッピングをつくる
- 週1回、zoomで画面共有する形で話し合っていた
- 手元に資料が残らないので、後で見返すことができない
- 操作するのは発表者なので、聞いている側が見たいところをじっくり見れない
- zoomでやりとりできない時はメールでやりとり
リモートでの対話の問題を解消するため、WEB上で情報共有と意見交換ができる場所を作った。
専用のWEBサイトを作ることで得られた効果
- ページごとに話題が分けられる
- 絵や写真などの資料とコメントが一度に見れる
- コメントに対する返信がメールより簡単でわかりやすい
- 過去のコメントを遡りやすい(見つけやすい)
- 途中参加者・欠席者にも対応可能
感じたこと
これまで、より良い成果物をつくることだけが目標だったが、ものづくりの環境や道具も自分でつくることができるデザインの対象なのだということに気づいた。今回のWEBサイトのように、専用のコミュニケーションツールをつくることは情報技術の得意分野で、情報デザインを学ぶ自分だからこそできるデザインなのかもしれない。
5. 夏休みの成果
これまでは、ただ漠然と「活動の記録をとっておけば、そのうち役立つだろう」という考えだったが、「何のために活動の記録をとるべきなのか」「活動の記録をとっていると、どんないいことがあるのか」が具体的になってきた。
また、活動の記録を実践中にも共有することで、情報共有や意見交換の場としても活用できそうであることがわかった。ものづくりの環境づくり・道具づくりの必要性と効果を実感した。