[WS] ゾートロープ

2020/7/2

◎ 設計(原寸大模型+図面で検討)

DJのターンテーブルのように、回転の速度を調整しながらゾートロープを楽しんでほしい。また、家に飾っていたくなるような美しい/かっこいい見た目にしたい。

  • 大きさ:レーザーカッターで加工可能なサイズW600mm×H300mmに収まるように ➡︎郵送できるようにするならA4サイズが適当?
  • ハンドル:回転軸を垂直方向に変換すると縦に大きくなる ➡︎土台に水平に設置
  • ギア比:ハンドル1回転につき1.5〜2回転くらいしてほしい

◎ データ作成

  • ギアは須藤くんに作ってもらった。直径・ギア比・中心点の角度等を入力すると自動的にギアのデータが出力されるWebサービスを利用。
  • 土台部分とパーツを分けて制作。土台部分は、600mm×300mmのMDF(100円ショップで購入)をパネルソーで200mm×300mmに切断し、レーザーカッターで穴あけ加工。パーツ部分は、レーザーカッターで加工。1枚のMDFから2個分のパーツが切り出せる。

◎ 土台部分の制作

○ パネルソーで切断
1カットあたり刃の幅=3mm程度削れてしまうので、600mmを200mmに切り出そうとすると6mm削れてしまう ➡︎200-2=198mmにセット

○ レーザーカッターで穴あけ
穴の位置をできるだけ合わせるため、加工データに青線(罫書線、加工時はskip)で土台板と同じサイズの長方形を配置し、位置合わせできるようにした。


◎ パーツの制作

○ レーザーカッターで加工
4分21秒×4回切り。1セット目の切断が終わったら、データはそのままでMDFの天地をひっくり返すと2セット目のパーツが取れる。


◎ 組み立て

○ パーツと道具一覧
MDF同士の摩擦を軽減するため、木部潤滑剤(ろう)が必須。接着は全て木工用ボンドで行う。

○ 脚の取り付け
MDF2枚分の厚み。机に置いたときに脚が隠れて、土台板が浮いているように見えた方がかっこいいので、脚は少し内側につける。

○ 回転軸の取り付け
取り付け前にMDF同士が触れる部分に潤滑剤を塗布。土台板を挟み込むように回転軸を取り付け(きつく挟みすぎないよう注意)

○ギアを取り付け
ギアの歯に潤滑剤を吹き付ける。きちんとギアが噛み合っていることを確認。

○ 残りのパーツを取り付けて土台部分の完成

○ スリッドの入った紙を被せて完成

  • admin より:

    キャプションプレート(右上の長方形の板)はダサいので不要。(原田先生)

  • admin より:

    ハンドルが右側だと、左利きの人には回しにくいかも。➡︎土台板を表裏ひっくり返せばハンドルが左にくる!